サイン入り

Fluence: The Continuance of Yohji Yamamoto

TAKAY

サイン入

Text by Terry Jones, Yoichi Ochiai

写真家・TAKAYが尊敬する⽇本⼈デザイナー、ヨウジヤマモトの創造⼒とそれを纏った様々な被写体が克明に写し出された写真集。被写体は、故・蜷川幸雄、落合陽⼀、森⼭⼤道、宮沢りえ、リリー・フランキー、Char、鮎川誠(順不同・敬称略)など、⽂化⼈から俳優、ミュージシャンまで多岐にわたり、作品からは彼が過ごした幼少期や昭和の時代の⽇本をどこか連想すると同時に、ヨウジヤマモトのアバンギャルドなスタイルと⽇本特有の強い感受性と優雅さが感じられる。全点モノクロで撮影された本作では、ヨウジヤマモトを象徴する“⿊”と“シルエット”の美しい境界が深く印象付けられ、『Fluence』というタイトルには、TAKAYがずっと持ち続けている「服をスタイリングすることで⼈が被写体と化す感覚」が込められている。

判型
340 x 260 mm
頁数
208頁、130点
製本
ハードカバー
発行
2020
出版社
Damiani
言語
日本語、英語
タグ: aoyama

1973年生まれ。
1996年渡英、イギリスのファッション誌「i-D」でキャリアをスタート。現在は東京とニューヨークを拠点に「Harper's Bazaar Germany」「L'UomoVogue」といったファッション誌から「ArmaniJeans」「Y-3」の広告など、ワールドワイドに活躍。主な出展歴として、2001年にヴィクトリア&アルバート博物館で開催された展覧会の拡大版「Bravehearts: Men in Skirts」(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2003年)やシャネルの歴史とクリエイティブな側面に焦点をあてた作品を出品した「CULTURE CHANEL」(上海当代芸術館、上海、2011年)、2011年から2016年にかけて世界中の12都市を巡回した「The Fashion World of Jean Paul Gaultier: From the Sidewalk to the Catwalk」、「PUNK: Chaos to Couture」(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2013年)等多数。2016年に『ECHOS』、2020年に『Fluence: The Continuance of Yohji Yamamoto』、2022年にAkio Nagasawa Publishingより『IN PRAISE OF SHADOW(HOMAGE TO TADAO ANDO)』を出版。

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