GINZA

グループ展

根本敬スージー甘金友沢ミミヨ川元 陽子本田 誠牛尾 篤

2026年2月5日(木) - 3月7日(土)
開廊時間|火〜土 11:00–19:00 (土 13:00–14:00 CLOSED)
休廊日|日・月・祝日

このたび Akio Nagasawa Gallery Ginza では、6名の作家によるグループ展を開催いたします。

本展では、これまで Akio Nagasawa Gallery Aoyama にて作品を発表してきた根本敬、スージー甘金、友沢ミミヨをはじめ、「NEO PAINTING TOKYO」展(2023年、Akio Nagasawa Gallery Aoyama)で好評を博した川元陽子、本田誠、そして Akio Nagasawa Gallery での発表は初となる牛尾篤による作品を、新作を中心にご紹介いたします。
それぞれに異なる表現を展開する作家たちの競演を、ぜひこの機会にご高覧ください。

アーティスト

根本敬

Takashi NEMOTO

1958年6月28日
東京都渋谷区に生まれ、目黒区で育つ。
自称・特殊漫画家

高校生の頃より「月刊漫画 ガロ」を愛読。
いつしか漫画を描きたいというより、「ガロ」に参加したいと思うようになり、81年「ガロ」デビューし、漫画家生活に入る。

90年代に入ると漫画より文章やイラストレーションの仕事に比重が移る。
イベントのプロデュース(脱特殊歌謡祭)や映像作品(さむくないかい、因果境界線)も手がけたこともある。
「幻の名盤解放同盟」(他に湯浅学、船橋英雄)として埋もれた歌謡曲や、韓国ロックやポンチャックをCD化して紹介。
現在、美学校にて「特殊漫画前衛の道」を持ち講師をつとめる。

<主な企画展・グループ展>
2000年代に入るとアップリンク・ファクトリーにてトークショー「映像夜間中学」開始。20年続く。
既存のレコードジャケットを独自の解釈するカバーしたレコジャケ展を度々開催し、160数枚に達したのち、画集「ブラックアンドブルー」として纏める。
2015年マルセイユを拠点とする異能アート集団ル・デルニエクリ企画の「MAN-GARO/HETA-UMA」展のため渡仏。
2018年にはゲルニカサイズの大作「樹海」を描きMIZUMA ART GALLERYで同年12月個展開催。

<主な著作>
漫画 「生きる」「怪人無礼講ララバイ」「龜ノ頭のスープ」ほか。
文章 「因果鉄道の旅」「人生解毒波止場」「真理先生」「ディープ・コリア」(共著)ほか。
画集 「THE END」「ブラックアンドブルー」ほか。

1956年3月20日、東京生まれ。
元気でポップな絵やパロディ的な作風で知られている。

幼少期に大普及した少年漫画誌の表現の面白さにどっぷり浸かり、その体験がキッカケで商業美術の道に進む。石森章太郎先生の「マンガ家入門」を座右の書とするが漫画家にはならなかった。というかなれなかった。そこに至るまでの画力がなかったのである。で、そうこうしているうちにヘタウマ(湯村輝彦氏を代表とする画力なくても絵はOKという私にとっては大変好都合のムーブメント)が出現、ヘタウマに助けられて現在に至る。

1980年代より、多様なジャンルの雑誌をはじめ、通信、鉄道、食品、家電など企業広告において、漫画やイラストレーションを多数提供。
多摩美術大学 グラフィックデザイン専攻卒業。
わかりやすい代表作は電気グルーヴのロゴ。
著書に『POPPO ART』(荒地出版社)、『塗COMIX』(音楽出版社)など多数。

個展に「EARLY WORKS in 1980's」(2024年、Akio Nagasawa Gallery Aoyama)ほか多数。
グループ展に「マンガの時代」展(1998年、東京都現代美術館)、「20世紀。美術は虚像を認知した」展(2002年、平塚市美術館)ほか多数。

友沢ミミヨ

Mimiyo Tomozawa

漫画家・イラストレーター

90年代に『ガロ』『AX』『テレビブロス』『S&Mスナイパー』等で漫画を連載。著書に『いもほり』(青林堂)、『きのこ旅行』(青林工藝舎)、『原始式教育入門 まめおやじ』(パロル舎)、『まめおやこ』(長崎出版)等がある。

白昼夢のような感覚を呼び起こす作用のあるものを創ろうと心がけている。
なぜなら昼の光からいつの間にか夕暮れになっているような境界のない時間(世界)に興味があるからだ。
気がつけば異様な世界に紛れ込んでいる、常識が変容している、というストーリーの中で自分が描くむっちりとしたキャクターは右往左往したり覚悟を決めたりする。

村上春樹著『またたび浴びたタマ』(文藝春秋社)の全イラストを担当。
2001年、ポンピドゥーセンター(Centre Pompidou)より、子ども向け絵本『Viens chez moi!!!』を Glasexx と共著、出版。
Jim O'Rourkeのアルバム『Eureka』『Insignificance』のジャケットや東京・中野ブロードウェイの名物書店「TACO-ché」 の看板を手掛ける。
2005年、ニューヨークのDinter fine artにてグループ展に参加。
2014年、マルセイユのPakito Bolinoに率いられ「MANGARO」「HETA-UMA」展に参加。
2019年より、画家である娘(友沢こたお/Kotao Tomozawa)と「とろろ園/TOROROEN」というアートユニットでも活動中。
安部慎一賞受賞。

川元 陽子

Yoko Kawamoto

主な展覧会
個展
1999年 gallery ROCKET(原宿)
2001年 on Sundays(ワタリウム美術館内)
2006年 ATM Gallery(ニューヨーク)
2009年 NANZUKA underground(渋谷)
2010年、2012年、2015年 Tokyo CULTUART by BEAMS(原宿)
2020年 B GALLERY(新宿)

グループ展
2018年–2024年 WAVE展
2023年 Akio Nagasawa Gallery Aoyama(青山)

本田 誠

Makoto Honda

人物や風景を主なモチーフとし、油絵具による絵画制作を行っている。
明確な物語や意味づけを避け、像が立ち上がる手前の状態を捉えることを試みている。

2026年4月10日よりLURF GALLERY(東京・代官山)にて個展予定。

1958年 島根県生まれ

略歴
1984年–1988年 多摩美術大学卒業後、ウィーン国立応用美術大学に留学
1987年 個展 アフロアジア・カルチャー・インスティテュート(ウィーン)
1999年 「明日を担う作家たち展」出品(洋画商協同組合)
2000年–2002年 個展 青木画廊
2012年–2016年 個展 リブレリー・シス
2013年 個展 ギャラリー・ロイユ
2014年–2017年 個展 フマ・コンテンポラリー
2014年 ヤングアート台北 出品
2021年 第24回 岡本太郎現代芸術賞 特別賞
2023年 第26回 岡本太郎現代芸術賞 入選
2025年 展示 銀座 蔦屋書店、神戸アートマルシェ

作品収蔵
ロサンゼルス・カウンティ美術館(銅版画)
米国議会図書館(銅版画)

著書
『都会を離れて古民家暮らしはじめました』亜紀書房

挿絵・連載
天童荒太氏 新聞小説『神話の仔』挿絵連載
サントリー ウェブ小説『ウイスキーは物語を映す』(達磨信作)挿絵連載
装丁 多数