展覧会 No.010
『 春の運命 』

アーティスト

1967年山口県下関市生。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、91年より荒木経惟に師事する。93年に初の個展「針のない時計」を開催以降、国内外で精力的に個展・グループ展を行い高い評価を得ている。2015年フランスにて開催された日本人アーティスト8名によるグループ展「Another Language」展(アルル国際写真フェスティバル)に出展、世界中の人々より称賛される。現在、今後の活躍がもっとも期待されるフォトグラファーのひとり。
主な写真集にAkio Nagasawa Publishing発行の『黒闇』(08)、『もうひとつの黒闇/Another Black Darkness』(16)、『十代目松本幸四郎 残夢』(17)、『春の運命』(20)の他、『裸ノ時間』(97、平凡社)、『夜間飛行』(08、リトルモア)、『NUDE/A ROOM/FLOWERS』(12、MATCH and Company)、『TAMANO』(14、リブロアルテ)、『雁』(16、Bcc co.,ltd)、『Ango』(17、bookshop M)、『愛について』(17、ASAMI OKADA PUBLISHING)など多数。

出版物

春の運命

$42.69
在庫有り

そこはかとなく漂う死の気配。
祖母の死をきっかけに、亡くなった友人達への追慕の気持ちをまとめたものです。ブックデザインは経本仕立てとなっています。

もうひとつの黒闇/Another Black Darkness

$128.06
在庫有り

野村が初めてソラリゼーションで制作した実験的なシリーズ「もうひとつの黒闇」を収録した本書は、黒い用紙に黒いインクで印刷され、近年出版された写真集の中で最も実験的な写真集として高い評価を受けています。本シリーズは、2015年にフランスにて開催された日本人アーティスト8名によるグループ展「Another Language」展(アルル国際写真フェスティバル)に出展し、世界中の人々より称賛されました。

ブックデザイン:町口覚

十代目松本幸四郎 残夢

$98.81
在庫有り

七代目市川染五郎(当時)の舞台と舞台裏を約17年間にわたり撮影してきた野村佐紀子が、歌舞伎の世界をあえてモノクロで表現。染五郎が演じた役の表情や動きを通して「役の本質」を浮かび上がらせています。

本書は、三代目松本金太郎として出演した初舞台から、2017年11月25日の七代目市川染五郎としての最後の舞台まで、全593役の姿を収録。松本幸四郎が心境を綴った貴重なエッセイも収録しています。

限定数量にて、野村佐紀子直筆サイン入りをご用意致します。

メインフォトグラファー:野村佐紀子
ブックデザイン:町口覚