GINZA

グループ展

根本敬スージー甘金

2026年2月5日(木) - 2025年3月7日(金)

根本敬、スージー甘金、友沢ミミヨ、川元陽子、本田誠、牛尾篤

アーティスト

根本敬

Takashi NEMOTO

1958年6月28日
東京都渋谷区に生まれ、目黒区で育つ。
自称・特殊漫画家

高校生の頃より「月刊漫画 ガロ」を愛読。
いつしか漫画を描きたいというより、「ガロ」に参加したいと思うようになり、81年「ガロ」デビューし、漫画家生活に入る。

90年代に入ると漫画より文章やイラストレーションの仕事に比重が移る。
イベントのプロデュース(脱特殊歌謡祭)や映像作品(さむくないかい、因果境界線)も手がけたこともある。
「幻の名盤解放同盟」(他に湯浅学、船橋英雄)として埋もれた歌謡曲や、韓国ロックやポンチャックをCD化して紹介。
現在、美学校にて「特殊漫画前衛の道」を持ち講師をつとめる。

<主な企画展・グループ展>
2000年代に入るとアップリンク・ファクトリーにてトークショー「映像夜間中学」開始。20年続く。
既存のレコードジャケットを独自の解釈するカバーしたレコジャケ展を度々開催し、160数枚に達したのち、画集「ブラックアンドブルー」として纏める。
2015年マルセイユを拠点とする異能アート集団ル・デルニエクリ企画の「MAN-GARO/HETA-UMA」展のため渡仏。
2018年にはゲルニカサイズの大作「樹海」を描きMIZUMA ART GALLERYで同年12月個展開催。

<主な著作>
漫画 「生きる」「怪人無礼講ララバイ」「龜ノ頭のスープ」ほか。
文章 「因果鉄道の旅」「人生解毒波止場」「真理先生」「ディープ・コリア」(共著)ほか。
画集 「THE END」「ブラックアンドブルー」ほか。

スージー甘金

Suzy AMAKANE

1956年3月20日、東京生まれ。
元気でポップな絵やパロディ的な作風で知られている。
幼少期に大普及した少年漫画誌の表現の面白さにどっぷり浸かり、その体験がキッカケで商業美術の道に進む。石森章太郎先生の「マンガ家入門」を座右の書とするが漫画家にはならなかった。というかなれなかった。そこに至るまでの画力がなかったのである。で、そうこうしているうちにヘタウマ(湯村輝彦氏を代表とする画力なくても絵はOKという私にとっては大変好都合のムーブメント)が出現、ヘタウマに助けられて現在に至る。

1980年代より多種多様のジャンルの雑誌や、通信、鉄道、食品、家電等の企業の広告にマンガ、イラスト等を多数提供。
多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。
わかりやすい代表作は電気グルーヴのロゴ。
著書に『POPPO ART』(荒地出版社)『塗COMIX』(音楽出版社)など多数。
東京都現代美術館「マンガの時代」展(1998)
平塚市現代美術館「20世紀。美術は虚像を認知した」展(2002)
などのグループ展に参加。
個展も多数開催している。