GINZA

Counting

宮島達男

2019年5月31日(金) - 8月31日(土)
オープニング・レセプション|5月30日(木)18:30-20:00(作家在廊)
開廊時間|11:00-19:00
休廊日|日・月・祝日

この度、Akio Nagasawa Gallery Ginzaでは、宮島達男『Counting』展を開催致します。

本展では、宮島のパフォーマンス映像「Counter Voice in Milk」(2000/2019年)、「Count Down Drawing against the Wall」(1983/2000/2017年)、「Counter Skin (colors)」(2016年)の三作品を展覧致します。

「Counter Voice in Milk」(2000/2019年)は、宮島が1996年より取り組み続けている「Counter Voice」シリーズの最新作で、2020年末に閉館する原美術館の中庭で行ったパフォーマンスを記録した映像作品です。「Counter Voice」シリーズでは、「9」から「1」までカウントダウンをし、「0(ゼロ)」で息を止め液体に顔を突っ込むという行為を繰り返します。「Counter Voice in Milk」は、2000年に牛乳を用いて不特定な他者によってパフォーマンスが行われましたが、本作では宮島本人が行なっています。

「Count Down Drawing against the Wall」(1983/2000/2017年)は、1983年に行われたパフォーマンスの再制作作品です。2017年5月にクローズドで行われたパフォーマンスを記録した映像作品と、実際の壁面一部を展示致します。全て初公開となります。

「Counter Skin (colors)」(2016年)は「Counter Skin」シリーズの近作で、皮膚の色が違う男女6人にボディーペイントをし、差異の超克を考える作品です。壁面に6つのモニターを設置し、映像を投影します。本作品は、2016年に霧島アートの森美術館で開催された個展にて発表されました。2017年4月にAkio Nagasawa Gallery Ginzaにて開催した『Counter Skin (colors)』展では、宮島の初めての取り組みとなる “メディアとしての「写真」”の形で作品を展覧し、話題となりました。

本展開催にあわせ、新刊書籍『Keep Changing, Connect with Everything, Continue Forever』(Akio Nagasawa Publishing/限定900部/落款&ナンバー入)を会場とONLINE SHOPで発売致します。こちらも是非ご高覧ください。

アーティスト

1957年東京生まれ。1986年東京芸術大学大学院修了。国際美術展ヴェネチア・ビエンナーレの若手作家部門アペルト’88で注目を浴びて以来、日本を代表する現代美術家のひとりとして、国内外で精力的な活動を続けている。
ヴェネチア・ビエンナーレ(1999年)に日本代表として参加。広島市現代現代美術館(1990年)、ヘイワードギャラリー(ロンドン、1997年)、東京オペラシティアートギャラリー(2000年)、アート・ソンジェ美術館(韓国、2002年)、ローマ市立現代美術館(2004年)、水戸芸術館現代美術ギャラリー(2008年)、オーストラリア現代美術館(2016年)など国内外での重要な現代美術館にて個展。ロンドンのテートギャラリーやミュンヘン州立近代美術館、東京都現代美術館などに作品が所蔵されているほか、六本木ヒルズ内のテレビ朝日外壁やベネッセアートサイト直島、東京オペラシティ、リウム美術館(韓国、ソウル)などパブリックアート作品も多い。宮島の作品は「それは変わりつづける」、「それはあらゆるものと関係を結ぶ」、「それは永遠に続く」という3つのコンセプトに基づいたデジタルカウンター(L.E.D.)に代表され、それぞれの数字が異なる速度で明滅し、0(ゼロ)を示さないことによって、時間や人間のライフサイクルの連続性、永遠性、関係性を示唆する。また、第2次世界大戦中に長崎で被爆した柿の木の木の実から取り出された種から生まれた苗木を世界各地に植樹する「時の蘇生—柿の木プロジェクト」の発起人。2019年8月まで、中国・上海の上海民生現代美術館で個展『宮島達男:如来(Being Coming)』を開催中。

出版物

Keep Changing, Connect with Everything, Continue Forever

$50.32
在庫有り

2019年1月から3月までの3ヶ月、白紙のスケッチブックを宮島へ渡し、日々思うことや次の作品のアイデアを書き留めてもらった。

アーティストの創造的思考プロセスを考える試み-シリーズ第一弾刊行。