AOYAMA

EARLY WORKS in 1980's

スージー甘金

2024年4月4日(木) - 4月27日(土)
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日

プレスリリース(PDF)

この度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaは、スージー甘金個展「EARLY WORKS in 1980's」を開催致します。

スージー甘金は、1980年代初頭、ポップな色調のパロディー精神溢れる作風でデビューし、現在まで一線で活躍するアーティストです。
80年代当時、湯村輝彦氏が命名した『ヘタウマ』ムーブメントの最中、スージーもその潮流の一翼を担う存在でした。

本展では、『ヘタウマ』時機の80年代に制作された初期作品群をメインに展覧致します。
是非この機会にご高覧ください。

アーティスト

スージー甘金

Suzy Amakane

1956年3月20日、東京生まれ。
元気でポップな絵やパロディ的な作風で知られている。
幼少期に大普及した少年漫画誌の表現の面白さにどっぷり浸かり、その体験がキッカケで商業美術の道に進む。石森章太郎先生の「マンガ家入門」を座右の書とするが漫画家にはならなかった。というかなれなかった。そこに至るまでの画力がなかったのである。で、そうこうしているうちにヘタウマ(湯村輝彦氏を代表とする画力なくても絵はOKという私にとっては大変好都合のムーブメント)が出現、ヘタウマに助けられて現在に至る。

1980年代より多種多様のジャンルの雑誌や、通信、鉄道、食品、家電等の企業の広告にマンガ、イラスト等を多数提供。
多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。
わかりやすい代表作は電気グルーヴのロゴ。
著書に『POPPO ART』(荒地出版社)『塗COMIX』(音楽出版社)など多数。
東京都現代美術館「マンガの時代」展(1998)
平塚市現代美術館「20世紀。美術は虚像を認知した」展(2002)
などのグループ展に参加。
個展も多数開催している。