AOYAMA

Opposite Effects

小畑 多丘

2020年6月4日(木) - 7月11日(土)
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日

第一期:6月4日(木)〜6月13日(土)
キャンバスペインティング、ドローイング作品

第二期:6月18日(木)〜6月27日(土)
キャンバスペインティング、ドローイング作品

第三期:7月2日(木)〜7月11日(土)
木彫作品、新作シルクスクリーン版画+手彩作品

※会期中に展示替えを行います。
※新型コロナウイルスに関する状況により、会期や内容は変更する可能性があります。

 

-「Opposite Effects」作家ステイトメント

私はb boy彫刻家です。身体の動き、空間、重力、をb boyの木彫を軸に作品制作をしています。

木彫を作るとき始めにたくさんスケッチをします。何を作るか自問自答しながらひたすら自由にイメージをスケッチします。形のイメージが決まったら、今度はその形の色々な角度から見たイメージを何度もスケッチし形を固めていきます。木彫になったときそれが自立することを想定し、空間の中での身体の全ての位置関係もこの段階で決めます、設計図としてのドローイングです。この設計図を元に、時間をかけて木から作品を彫り出します。

今回の個展はドローイングをメインにした展示です。私のドローイングは、前者のように彫刻を作るために描く、彫刻のためのドローイングと、そこから派生した、より自由に描く平面のためのドローイングがあります。
今回は平面のためのドローイングがメインになります。

このドローイングは色々な意味で彫刻の反対になっています。
1番の違いは、3次元の彫刻に対して2次元の平面、根本的な次元の違いです。
2番目の違いは、最初に決めた1つのイメージに向かい時間をかけて正確に彫り進める作り込み重視の木彫に対し、ドローイングは最初にイメージを決めず勢いとノリ重視で時間をかけず描き進め最後にイメージが決まることです。画材に決まりは無く、画面上に置いた塗料の形や位置に反応し、描きながら発想していきます。
このようにドローイングでは物理的にも思考的にも彫刻と反対のことを意識的に行います。

木彫と共通させている部分もあります。
重力に従い、画面となる支持体を下に置き、その上に決めた量の塗料を最初に乗せてしまいます。あとはその塗料の塊を、筆は使わずにヘラなどで無くなるまで動かして移動させます。
最初から塗料の量を決めることは限られた素材から彫りだす木彫と同じ行為になります。
彫刻の反対の表現と思考のドローイングですが、彫刻的な手法をドローイングにも反映させています。
彫刻家が作る平面作品です。

アーティスト

B-BOY/彫刻家
1980年、埼玉県生まれ。自らもB-BOY(ブレイクダンサー)であり、その身体表現技術や躍動を彫刻でも精力的に表現し続け、台座の無い木彫による人体と衣服の関係性や、B-BOYの彫刻を端緒に生まれる空間を追求、緊張感と迫力あふれる作品を展開。

1980 埼玉県生まれ
1999 UNITYSELECTIONS(HIPHOP TEAM)結成
2006 東京藝術大学美術学部彫刻学科卒業
2007 HIPHOP戦隊 BBOYGER 結成
2008 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了

2008 「トーキョーワンダーウォール公募2008」大賞受賞

2009 個展「IT’S JUST BEGUN」トーキョーワンダーサイト本郷
2011 個展「小畑多丘 “BBOYIZM”」銀座三越8階ギャラリー
2012 個展「小畑多丘 B-BOY on Sky Court 」展 中村キース・ヘリング美術館スカイコート・自由の回廊
2013 Singapore Art Week「TOKYO STREET」Ikkan Art Gallery with Crear Editon and Gallery
2013 10 YEARS OF THE RED BULL BC ONE WITH BBOY ARTS FESTIVAL SEOUL、韓国
2014 ART FAIR東京2014「SIDE CORE 2014」東京国際フォーラム
2014 個展「BUST A MOVE」Jonathan LeVine Gallery、ニューヨーク
2015 SIDE CORE -TOKYO WALKMAN- hiromiyoshii roppongi
2016 個展「彫刻//新時代シリーズ2 vol.3 小畑多丘展」東京日本橋高島屋美術画廊X
2016 NEW VISION SAITAMA 5 「The Emerging Body」埼玉県立近代美術館
2016 個展「ノリトグラフ」Gallery KIDO Press
2017 SIDE CORE 路-線-図GALLERY TRAX、山梨
2018「Pⁿ—Powers of PLAY—」東京藝術大学大学美術館陳列館
2018 HYPER LANDSCAPE 「超えていく風景」ワタリウム美術館
2019 City & Guilds of London art school にて5月〜2020年4月までアーティストインレジデンス
2020「TAKU OBATA SCULPTURE Display」Japan House London、ロンドン、UK
2020「TAKU OBATA DRAWING Exhibition」White Conduit Projects、ロンドン、UK
2020「B BOY JIKI」Bomma galerie、パリ、フランス
2020「The Dividing Line」(Virtual exhibition)Fluorescent Smogg, planet Earth
2020「Fine Line」Stolen space gallery、ロンドン、UK
2020 個展「TAKU OBATA SCULPTURE」Japan House London、ロンドン、UK
2020 「CONNECTIONS」Over The Influence香港

Tumblr: https://takuobata.tumblr.com/

Taku Obata In London(英語字幕付き)
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ANA IJC MUSEUM
NIKE “ABSTRACT BASKETBALL”