AOYAMA

NEO PAINTING TOKYO 2 [PART1]

2023年5月11日(木) - 6月3日(土)
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日

※新型コロナウイルスに関する状況により会期や内容を変更する可能性があります。

Curated by Hiro Sugiyama
参加作家:今関絵美、角田麻有、川元陽子、張霆(チョウテイ)、長谷川雅子

 

【ヒロ杉山 ステートメント】
1980年代日本はバブルの時代、商業施設などは
経済の発展とともに大きな勢いを持っていた、それは若者のカルチャーへも
影響を及ぼしていた。日本グラフィック展という商業施設が開催した
大きな公募展は、その受賞者を次々とスターダムに押し上げていった。
それまで、机の上でイラストレーションを描いていた若者が、B全サイズの
大型パネルに絵を描き出した。そしてそれをアートと呼んだ。この時より
日本におけるアートとイラストレーションの境界線が曖昧になった。
そして現在、日本ではイラストアートという現象が起きている。イラストレーターが
自らテーマを決めて大きなキャンバスに絵を描き個展を開き
それが高価な値段で流通している。その派手なイラストアートの動きとは
相反したところで、独自の技術と発想により、今。現在の絵画を制作する作家もいる。
それらの作品は、時代と焦点が合う日が間近に来ている予感がしている。

 

【ヒロ杉山 略歴】
アーティスト、アートディレクター。東京生まれ。1989年谷田一郎とNEO ART GROUP結成。1997年グラフィックアートユニット、エンライトメントを結成。ファインアートの世界で国内外の展覧会で作品を発表。2018年よりWAVE展を企画のキュレーションに携わる。その他数多くの展覧会を企画。
エンライトメント オフィシャルサイト
Instagram

 

【参加作家 略歴】
今関絵美
武蔵野美術⼤学造形学部油絵学科卒業。直近の主な展⽰に「Art Fair GINZA tagboat×MITSUKOSHI Part1」(銀座三越)、「WAVE2022 New Currents in Japanese Graphic Arts」(アーツ千代⽥ 3331)、「Art Fair HAKATA tagboat × HAKATA HANKYU」(博多阪急)、「tagboat Art Fair 2023」(東京ポートシティ⽵芝)など。主な受賞歴に「トーキョーワンダーウォール2002」⼊賞(2002)、「第14回関⼝芸術基⾦賞」⼊賞(2003)、「武蔵野美術⼤学卒業制作展 研究室賞」(2004)、「第14回 TAGBOAT AWARD」⼊賞(2019)がある。

角田麻有
京都造形芸術⼤学(現・京都芸術⼤学)情報デザイン学科イラストレーションコース卒業。現在はデザイナー兼イラストレーターとしてエンライトメントに所属。個⼈でペインターとして活動。80年代頃のキッチュなおもちゃやオブジェなどの質感に魅⼒を感じ、⾃⾝で収集、モチーフとして取り⼊れた作品を描いている。主な展覧会に「WAVE TOKYO 2022」(2022年、アーツ千代⽥ 3331)、個展「THE WALL」(2022年、the blank gallery)、「HILLS ZINE MARKET 2022 ART & ZINE」(2022年、六本⽊ヒルズ A/Dギャラリー)、「Life that keeps painting 」(2021年、富国⽣命ビル Reiwart)、「WAVE TOKYO 2021」(2021年、アーツ千代⽥ 3331)、「MITSUKOSHI Art Weeks⾓⽥⿇有個展ブース」(2021年、⽇本橋三越)、「PARADIGM SHIFT 」(2021年、the blank gallery)など。

川元陽子
主な展覧会に、1999年 ギャラリーRocketで初個展、2000年オンサンデーズ、2006年ATM gallery NY、2009年NANZUKA underground、2014年代官⼭蔦屋書店、2010, 2012, 2015年Tokyo CULTUART by BEAMS 原宿、2020年BEAMS B-gallery 新宿など。

張霆(チョウテイ)
1995年、中国⼭⻄省出⾝。2023年京都芸術⼤学⼤学院イラストレーション専攻卒業。主な受賞歴に「東京装画賞 学⽣部⾨⾦賞」(2022年)、主な展覧会に「京都芸術⼤学HOP展」(2021年)、「第7回東京装画賞展」(2022年、ギャラリー路草)、「京都芸術⼤学SPURT展」(2022年)、「WAVE展」(2022年)、「京都芸術⼤学⼤学院修了展」(2023年)など。

長谷川雅子
福岡県⽣まれ。東京藝術⼤学⼤学院油画技法・材料博⼠後期課程在籍。主な受賞に「平⼭郁夫賞」「佐藤⼀郎賞」「第16回藝⼤アートプラザ⼤賞」準⼤賞など。主な展⽰に「⻑⾕川雅⼦個展 週刊森の中」(Gallery Blue3143)、「WAVE 2021,2022」(アーツ千代⽥ 3331)、「鸞翔鳳集Vol.7~10」(Gallery MUMON)、「HILL ART & ZINE MARKET」(A/D Gallery)他多数

 

NEO PAINTING TOKYO 3 [PART2]

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