AOYAMA

Self portraits

ヴィヴィアン・マイヤー

2020年10月15日(木) - 11月28日(土)
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日

この度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaではヴィヴィアン・マイヤー個展「Self portraits」を開催致します。
無名の写真家として生涯を閉じ、死後注目されることとなったマイヤー。謎に包まれた人生も相まって、その作品は魔術的な輝きを放っています。
本展では、日本では初となる彼女の個展として、セルフ・ポートレイト作品に注目し、1950年代初頭より1978年の間に撮影された27点(モノクロ20点、カラー7点)を展覧致します。

アーティスト

1926年ニューヨーク生まれのヴィヴィアン・マイヤーは、シカゴのノースショアで約40年もの間ベビーシッターとして働きながら、余暇を使って写真撮影をしていたアマチュア写真家です。作風はいわゆるストリートスナップで、生前は作品を一度も発表することがなかったため、2009年に無名の写真家として生涯を閉じました。しかし、彼女の死後、膨大に残されたネガやプリント類を手に入れたコレクター、ジョン・マルーフによりその存在が発見され、彼によって彼女の作品がインターネット上にアップロードされると、彼女の作品の持つ高いクオリティーは世界中のアートファンの知るところとなりました。2013年に、彼女の生涯を追ったドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』が発表されると、彼女の作品は謎多き人生と共に熱狂的に受け入れられ、現在では彼女の作品は世界中の美術館やギャラリーで展示されています。