AOYAMA

ダイヤモンド

小村希史

2019年12月5日(木) - 2020年1月25日(土)
オープニング・レセプション|12月5日(木)18:30-20:00(作家在廊)
開廊時間|木〜土 11:00–13:00, 14:00–19:00
休廊日|日〜水・祝日
※冬季休廊|12月22日(日)〜1月8日(水)

この度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaは、⼩村希史個展「ダイヤモンド」を開催致します。

⼩村希史は1977年⽣まれの画家で、東京を拠点に精⼒的に活動をしています。
本展のタイトルは、⼩村が古道具屋で⾒つけた⼿作りの古い⼦供向け冊⼦に由来します。その表紙には、⼦供が書いたであろう⽂字で『ダイヤモンド』とありました。「遊び⼼を添えたそのオリジナルの字体からは、⼦供が楽しくデザインをしている光景が⽬に浮かんだ。今では⾓も折れて傷んでしまっているこの本だが、きっとその⼦にはピカピカと光輝く宝⽯の様だったのだろう」と⼩村は話します。

ダイヤモンドは、地球上で最も硬い天然の鉱物として知られるがゆえに、⼒、輝き、価値、無敵、征服、⽀配、不屈そして永遠といった強い⾔葉で表現されます。しかし、極めて硬い反⾯、特定の⽅向へは⽋けやすい性質もあります。物質的、⾔語的にポラリティを具有するダイヤモンドは、「儚さや不完全という美が僕の絵の根底にある」と⾔う⼩村を惹きつけ、昨年、突如発表された抽象画のシリーズ「Subtract(取り去る、差し引く)」の新作サブジェクトとなりました。

本展では、新作ペインティングやドローイング作品を紹介致します。また、本展にあわせ、ドローイング作品集『紙に絵』(2019年、⾃費出版)の通常版・特装版とCDを会場とオンラインショップで販売致します。この機会に是⾮ご⾼覧ください。

アーティスト

1977年生まれ。東京を拠点に活動を行う。

主な個展:
2021年「地平線」AKIO NAGASAWA GALLERY、東京、日本
2019年「ダイヤモンド」AKIO NAGASAWA GALLERY、東京、日本
2018年「大きな船 / Big Ship」The Mass、東京、日本
2017年「銀座 / ギンザ / GINZA」森岡書店、東京、日本
2013年「Felt Like Painting」Felt、東京、日本
2013年「私たちのような小さな絵」Megumi Ogita Gallery、東京、日本
2012年「新作絵画2012」Megumi Ogita Gallery、東京、日本
2011年「Fragment」Megumi Ogita Gallery、東京、日本
2009年「Feeble」上海、中国
2008年「Painting and Drawing」TCPギャラリー、東京、日本
2008年「Faultiness」frantic、東京、日本
2007年「Untitled」Wall of Sound、シアトル、アメリカ

主なグループ展:
2016年「Flower Huddle」The Mass、東京、日本
2014年「3331 Art Fair - Various Collectors’ Prizes」アーツ千代田3331、東京、日本
2014年「Art Stage Singapore」シンガポール
2013年「アートがあればII ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」東京オペラシティアートギャラリー、東京、日本
2013年「Symbiosis」Aki Gallery、台北、台湾
2012年「XYZ」Megumi Ogita Gallery、東京、日本
2006年「NADA - New Art Dealers Alliance Art Fair Miami 2006」マイアミ、アメリカ
2006年「Geisai#10」東京

出版物

紙に絵

$17.71
在庫有り

ドローイング作品(紙に油彩)48点を収録した作品集。

紙に絵(特装版)

$177.08
在庫有り

ドローイング作品集『紙に絵』(ハードカバー版、サイン&ナンバー入)に、『紙にグラファイト』とオリジナルプリント(サイン入)をスペシャルボックスにセットした特装版。

※プリントのイメージは一冊ずつ異なります。イメージをお選び頂くことはできませんので、ご了承ください。

エンドループダイヤモンド(CD)

$35.42
Sold Out
  1. Dia (15:40)
  2. Mond (15:36)

Each case is hand-painted
Oil on jewel case
CD-R
2019
Self-published