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Rei

須田一政

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限定版/限定600部/サイン&ナンバー入

ショーウィンドウに佇む無機質なマネキンに須田の考えるエロティシズムの理想を見い出した問題作。

夜が白々と明け、ゴールデンプロポーションの彼女たちが暗闇の中から立ち上がってくる。私は何はばかることなくそのフォルムを、細部を、存分に凝視できる。まさに視覚の喜悦である。
-須田一政 あとがきより抜粋

判型
240 x 170 mm
頁数
80頁
製本
ハードカバー、クロス装、函入
発行年
2015
出版社
Akio Nagasawa Publishing

須田一政

Issei SUDA

1940年東京都生まれ。62年に東京綜合写真専門学校を卒業。67年より寺山修司が主宰する演劇実験室「天井桟敷」の専属カメラマンとなる。71年よりフリーランスの写真家として活動を開始。76年、『風姿花伝』にて日本写真協会新人賞を受賞し、一躍注目を浴びる。
その後、83年に写真展「物草拾遺」等により日本写真協会年度賞を受賞。85年に写真展「日常の断片」等により第1回東川賞国内作家賞を、97年に写真集『人間の記憶』により第16回土門拳賞など受賞多数。2013年には東京都写真美術館にて大規模な回顧展「凪の片」が開催された。
現実と非現実の間に漂う一瞬を捉えたその作品は近年とみに海外での評価も高い。
主な作品集に『風姿花伝』(78)、『わが東京100』(79)、『紅い花』(2000)、『私家版・無名の男女』(2013)他。Akio Nagasawa Publishingより『風姿花伝(完全版)』(2012)、『一九七五 三浦三崎』(2012)、『Early Works 1970-1975』(2013)、『Childhood Days』(2015)、『Rei』(2015)、『GANKOTOSHI』(2019)、『NEW LIFE』(2020)、『無名の男女(東京1976-78年)』(2021)、『関東風譚』(2022)、『物草拾遺』(2013)など多数。

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