おすすめ、稀少、サイン入り

地図(復刻版)/ The Map (reprint edition)

川田喜久治

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限定版/限定600部/サイン&ナンバー入/特製タトウ入

1965年に刊行、今では観ることすら叶わない伝説の写真集『地図』。
原爆ドームの壁や天井を埋め尽くす「しみ」を執拗に追いながら、若い攻隊員の肖像や手紙、廃虚と化した要塞等を通じて戦火の記憶を炙り出している。また、戦後の復興を暗示する町工場の鉄くず、占領軍が持ち込んだラッキーストライクの箱、捨てられたコカ・コーラの瓶など、戦後日本の変貌もとらえる。全頁観音開きという杉浦康平による特異なブックデザインも再現、日本の写真集の中で最も実験的な写真集との呼び声高い『地図』、待望の完全復刻。

収録テキスト(和英):
大江健三郎「MAP」
川田喜久治「1965年版写真集『地図』再復刻について」

判型
150 x 225mm
頁数
190頁
製本
ハードカバー、特製タトウ入
発行年
2014
言語
日本語/英語
出版社
Akio Nagasawa Publishing

川田喜久治

Kikuji KAWADA

1938年茨城県生まれ。55年立教大学経済学部卒業。新潮社に入社、『週刊新潮』の創刊よりグラビア等の撮影を担当。59年よりフリーとなる。同年より61年まで同人誌「VIVO」に参加。戦火の記憶と復興しゆく日本を凝視した作品集「地図」を65年に発表、以来日本国内はもとより海外でも常に注目され続けている。
主な作品集に『地図』(65)、『Nude』(84)、『世界劇場 The Globe Theater』(98)、『世界劇場 Theatrum Mundi』(03)など。
主な個展に「ラスト・コスモロジー」(95)、「ユリイカ 全都市」(01)、「川田喜久治展 世界劇場」(03)、グループ展に「New Japanese Photography」(74)、「前衛芸術の日本 1910-1970」(86)、「The History of Japanese Photography」(03)などがある。

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